2014/09/10

フランス人の口癖(?) "C'est pas grave!"

Bonjour à tous!

フランス人が日常で頻繁に使う表現を紹介します♪

"C'est pas grave!"(セ パ グラーヴ)

直訳すると、「それは重要じゃない」
正しくは "Ce n'est pas grave!"(ス ネ パ グラーヴ)ですが、
ほとんどの人が略します。

フランス人と一緒ににいたら、この言葉を耳にしない日はないといくらい、
いたるところで発せられる言葉です。

なぜって?

それは、フランスにはこの言葉ひとつで片付けられちゃうことが沢山あるからなんです!


出会い頭に人とぶつかって、謝られたら "C'est pas grave!"
友達との待ち合わせに遅れてしまい「ごめんね!」というと "C'est pas grave!"
約束をすっぽかされても "C'est pas grave!"

"C'est pas grave!"(たいしたことないよ、問題ない、気にしなくていいよ)

フランスにおいては何か失敗したり、逃したりしても、たいていこの言葉とともに受け流されます。
この魔法のような言葉にはげまされることもたくさんある反面...
たとえフランス人が"C'est pas grave!"と言って片付けてしまっても、日本人としては「え?!そんなこと言っても、これって大したことあるでしょ?!」と思わずはいられない場面にも結構遭遇します。


例えば職場で、新人君が今日も15分遅刻、そこでその新人君に「遅刻するならするで事前に連絡とかできないの?会社の電話番号知ってるでしょ?」と言うと...
「C'est pas grave! 今日はいつもより15分遅く仕事をしておくから。」
遅刻しておいて反省するどころか自分で大したことないよと言ってのけてしまう、
なんてフランスではめずらしくもなんともありません...

よく言えばフランス人は大らかで細かいことは気にしないと言えるのかもしれませんが、
この感覚の違いには戸惑うこともあるかもしれません。



日本人相手だとそうはいかないこともたくさんあるかもしれませんが、フランス人のように、あまり細かいことは気にせずに"C'est pas grave!"の精神でいる方が多くのストレスを抱えずにすむのかもしれませんね!

それでは今日はここまで♪
 A bientôt!